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投稿日:2018年10月7日 更新日:

銅造釈迦涅槃像

県指定有形文化財(彫刻)


平成2年3月16日


いすみ市万木133(海雄寺)


概要全長約516cm。分けて鋳造したものを、後で組み立てたもの。螺髪は大粒で旋毛型とし、肉髻と地髪の段差は明瞭ではない。肉髻珠・白毫相を表す。秀麗に目鼻立ちを表し、上唇と鼻の間の左右と下唇の下に髭を鋳出す。耳朶は紐のように伸び、環になる。首には三道を表す。左肩から右脇を覆う衣を着け、右手を頭の右脇に当て、肘を床に付け、左手は体側に沿って伸ばし、掌を脇の腿に当て、両足を伸ばし、右を下にして横たわる。頭部は前後に分けて鋳造し、耳の後ろを通る線で継ぐ。体部以下は大きく分けて体部前面、体部背面、左腕部、右腕部、両足先で構成される。それぞれはさらに、体部前面を7区に、体部背面は5区にというように分けて鋳造され、安置する場所で組み立てられと考えられる。像の内部の一部と、衣の着衣部の前面及び左腕の一部に、結縁者名などの刻銘が見られる。正徳6年(1716228日の日付や勧進僧をはじめとした千人以上の人名が刻まれ、江戸時代中期のこの地方の釈迦に対する信仰の篤さを示す。

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