サッカーのオーストラリアAリーグ、セントラルコーストは2日、練習生となっていた陸上男子100メートル、200メートルの世界記録保持者ウサイン・ボルト氏(32)がプロ契約に至らないまま練習生期間を終了し、チームを離れたと発表しました。
クラブはプロ契約を提示したと伝えられていましたが、「タイミングよくふさわしい契約をまとめることはできないと、ボルト氏と円満に結論を出した」としました。陸上競技を昨年引退したボルト氏は大のサッカー好きで、常々「第二の人生は長年の夢だったサッカー選手に挑戦したい」と話し、セントラルコーストと入団交渉、練習生として加入しました。
ボルト氏は「セントラルコースト・マリナーズのオーナー、マネジメント、スタッフ、選手、そして温かく迎えてくれたファンに感謝した。このクラブの成功を願っています」とのコメントを発表しています。