御丈 16メートル
開眼 昭和12年(1937年)
この「舘山寺聖観音菩薩像」は、舘山寺の観光の目玉にと昭和12年に建てられました。
舘山寺が本格的に観光地として開発されたのは、浜名湖が県立公園に制定された昭和25年以降。
ですが、実はそれ以前から、浜名湖の湖上往来の基点の一つとして、料理屋や旅館が立ち並んでいる地でした。
その舘山寺の観光の目玉となるよう、建立が決まったそうです。
台座からの高さは16m、身長12.5mの大きな観音像は、地元の人たちの、セメント作りや資材の運搬などの協力奉仕によって作られ、毎年3月18日には聖観音祭が行われています。
当時、これだけの高さのものは周囲になく、浜名湖を行き交う船からは絶好の目標ともされました。
投稿日:
舘山寺聖観音菩薩(舘山寺聖観世音菩薩)浜松市
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