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幻の朝霞大仏(朝霞市)



昭和8年、東上鉄道の社長根津嘉一郎が「根津公園計画」を立案、5万坪の土地を購入し一大遊園地の構築を始めます。当時、教育家が堕落し宗教家は軽蔑されるといった風潮が蔓延し、それを憂いた根津氏が、古来日本の仏教を通じて人々の精神修養がなされれば世の中全体がよくなると信じ、私財を投じて僧侶養成の宗教学校はじめ大寺院(梵鐘、大仏製作を含む)、自然公園等の建設等一大事業に乗り出したのです。 建設地は埼玉県北足立郡朝霞町蛇久保、広沢原。川越街道254バイパス沿いで、現在武蔵大学グラウンドのあるあたり。昭和10年には寺院建設に先駆けて梵鐘や大仏台座を作るための鋳造工場が建ち、京都の鋳物師による高さ約4m、重さ約7t、日本第3位の規模(鳴る鐘としては最大)の梵鐘が完成。その音は、撞けば五里四方に響き渡ったといわれます。同年新たに作業所もでき、大仏製作がスタート。昭和12年に高さ約12mの原型(写真)が完成しました。製造過程で根津氏が大仏の顔が不器量(下唇が出ている、鼻の穴が下を向きすぎ)、それに乳房のたれすぎを気にして作り直させる一幕もあったとか。原型はできたものの、この年日中戦争が勃発。準備していた銅の使用許可が下りず、その後太平洋戦争など、戦局が厳しくなると梵鐘の供出や土地の買い上げにより計画は中止となり、せっかく仕上げた大仏の原型は無残にも破壊されてしまいました。こうして朝霞大仏は「幻の大仏」となったわけです。

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