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西栄寺 観音菩薩立像



 流山市内では数少ない、天文8年(西暦1539年)に作られた仏像です。高さが159.5センチメートルあり、ほぼ等身大、ヒノキ材の寄木造りです。高く結い上げた髷(まげ)や、ひらひらした衣は、宋時代の中国の様式に影響を受けた「宋風」彫刻の流れをくむもので、室町時代の特徴をあらわしています。



 観音像は現在桐ヶ谷の西栄寺に安置されていますが、もとは下花輪の旧西福寺観音堂に安置されていました。観音堂は、戦国時代小金(松戸市)大谷口城の支城の花輪城跡の中にあり、この台地を発掘調査した結果、空堀が発見され、観音堂の跡地を含め「花輪城跡公園」に整備されています。



 観音像はこの台地が琵琶山と呼ばれていたことから「琵琶首観音」とも、また寝坊をして、仏様の会議に遅刻したという伝説から、「朝寝坊観音」とも呼ばれています。

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