春清寺の創建は慶長7年(1602年)、正式名を大原山春清禅寺と言います。
曹洞宗の寺院で本尊は釈迦如来ですが、境内で目を引くのがスリランカ風金色の大仏で、赤い衣を身につけています。他には庚申塔や青石塔婆、鐘楼、舎利塔(三層塔)などがあります。
春清寺の墓地にはひときわ立派な柴田勝重の墓があります。勝重は信長の家臣だった柴田勝家の孫で徳川家康に仕えました。家康から仙川の地を与えられ、島屋敷に陣屋を構えこの春清寺の改築を行い春清寺の中興開基となっています。柴田家の知行は80年程で終わり幕府の直轄地となりましたが、柴田家の墓地が現在も残っています。
釈迦如来
高さ 3.35メートル(座高)
建立 昭和54年(1979年)
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釈迦如来[三鷹市]
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