森ビルが30年かけて進めてきた、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の詳細を発表しました。超高層ビルを中心とした都市再生事業で、メインタワーの高さは約330メートルと、あべのハルカスの300メートルを抜いて日本一高いビルとなる見込みです。
計画の概略図
計画区域は東京都港区の虎ノ門・麻布台地区で、面積は約8.1ヘクタール。メインタワーの就業者数は約2万人、居住者数約3500人、年間来街者数は2500万~3000万人を想定しており、そのスケールは六本木ヒルズに匹敵するといいます。
コンセプトには自然との調和が織り込まれており、緑化面積は全体の3割近くに及ぶ約2.4ヘクタール。街の中心に広場を配置して緑の景観を設計したうえで、3棟の超高層ビルを融合させる、従来とは逆のアプローチで設計しているとのことです。
着工は8月5日に始まり、2023年3月31日に竣工予定。同社は、付近の六本木ヒルズ、アークヒルズ、虎ノ門ヒルズと合わさった、新たな文化・経済圏を創出すると述べています。
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ゴジラが黙っていなさそう 森ビルが330メートルの日本一高いビル計画
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