台風15号による千葉県の広域停電は、16日で発生から1週間となった。県内では同日未明時点で約10万戸が停電。電気が復旧した地域では、漏電などによる「通電火災」が起きる恐れがあり、東京電力や消防が注意を呼び掛けた。
千葉市では15日午後、停電から復旧した住宅から出火。木造2階建てを全焼し、80代の男性が逃げる際にけがを負った。消防によると、男性は親戚宅に避難して15日に自宅に戻り、ブレーカーを入れた数時間後に火災が起きたという。
復旧は想定より大幅に遅れており、東電は「16日までにおおむね復旧」としていた千葉市や袖ケ浦市の一部を「27日まで」とした。
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千葉の停電1週間、なお10万戸 復旧後、火災注意呼び掛け
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